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割り算の九九なんて聞いたことがなかった。
忘年会の席で一人の男性が昔話を始めた。「昔は割り算の九九があってね〜今でも言えるよ。いっちんのいんじゅう・・・・」とまるでお経か早口言葉か?というような言葉をすらすらと呪文でも唱えるかのように言い出した。「なんだそれは???」と目がテンになった。同席した人の中で、もう一人の男性も知っていたが、他は皆私と同じく、目がテンになっていた。
帰ってから、すぐにインターネットで調べてみた。あった。酔っぱらってテキトーな事を言っていたんじゃなかったんだ(ごめんなさい)。なんでも、明治時代から昭和初期まで使われていたとか。掛け算の九九は言いやすいけど、割り算の九九は舌を噛みそうだ。でも、その男性が言うには「割り算の九九を覚えると暗算がもっと速く、楽になる」らしい。ちょっと、覚えてみようかな?
私は、昔話を聞くのが意外と好きなのだ。割り算の九九の話も面白かったけど、お弁当の話や「ねこまんま」のはなし等、本当に楽しかった。でも私の父母が話す戦争の話は何度聞いてもつらいものだ。よく考えてみると、戦争の体験のない私が我が子にその話をしていかなければならない。そして、そのまた子供へと・・・語り継ぐことはとても大切だ。昔話は大切だ。 |